高気密の原点 ビニールハウス

我々がなぜ超高気密にこだわるのか、その答えは、ビニールハウスにあります。

 

例えば、農家のビニールハウスとそのビニールを裸のグラスウールに変えたグラスウールハウスを想像してみてください。

その中で石油ストーブを焚いてみたとします。さて、どちらのハウスが暖かくなると思いますか?

答えはビニールハウスです。グラスウールは断熱材ですから、いくら裸の状態とはいえグラスウールハウスの方が暖かくなりそうな気がしますよね。ではなぜビニールハウスの方が暖かくなるのでしょうか。

それは、空気を簡単に通してしまう裸のグラスウールが、暖まった空気をそのまま外に逃がしているからです。ビニールには断熱性がありませんので、熱自体はビニールハウスからもたくさん逃げます。しかし、裸のグラスウールは空気自体を通してしまうため、暖まった空気が軽くなりグラスウールハウスの上部から逃げ、その代わりに冷たい外気が入ってくるのです。一方、ビニールハウスは、暖まった空気から熱は逃げますが、冷たい外気が入ってきませんので暖かくなるということです。

 次に、ビニールハウスの外側にグラスウールを被せてみましょう。するとどうでしょう。途端に熱を逃がしにくい暖かいハウスが完成します。グラスウールの外側に防風シートを被せれば、これがまさに高気密・高断熱の基本となる仕様となります。

 

 ですが、これで完成ではありません。なぜなら石油ストーブからは熱だけではなく大量の水蒸気が発生しており、この水蒸気によりハウスの内側に激しく結露してしまうからです。この場合、結露のないハウスにするには、過剰な水蒸気を換気により排出するか、水蒸気の出ない暖房器具にするかの2つの方法しかありません。

 

 ジョイ・コス住宅システムは、超高気密・高断熱ですが、結露はありません。なぜなら水蒸気をはじめとした汚染物質を効率よく排出(排気)できる換気システムを有しているから、そしてこの換気システムを最大限に活かすためにも超高気密にこだわっているのです。

 

 

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